洋食器 | 陶器の瀬戸焼と名古屋市

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いろいろな瀬戸もの

洋食器

洋飲食器には、ディナーセットや、ティーセットなどのいろいろな種類がありますよね。
今日では、生活様式の洋風化などを背景にして、私たち日本人も洋飲食器を日常的に使うようになってきました。
瀬戸の洋飲食器生産の歴史は、日本が輸出を再開した幕末に始まります。
安政5年(1858)、瀬戸の川本桝吉や加藤兼助等が、瀬戸で最初の輸出陶磁器である西洋風の食器を試作しました。
続いて、文久年間(1861~64)にも、名古屋や京都の注文を受けて輸出陶磁器を製造しています。
明治時代に入ると、明治政府の掲げる殖産興業政策のもとで、輸出は、外貨獲得の手段として奨励されました。
中でも陶磁器は、海外での人気が大変高く、輸出の目玉として盛んにつくられるようになっていくのです。
そのため、海外の好みを反映したものがつくられるようになっていくこととなります。
瀬戸でも、明治16年(1883)には、川本桝吉が横浜の森村組の依頼で、日本で最初の6人用の洋飲食器を生産しました。
また、明治時代末期には、名古屋の日本陶器合名会社によって本格的なディナーセットの生産が始められました。
そして、大正から昭和にかけて洋飲食器は、陶磁器輸出の中でも、大きなウェイトを占める分野として発展していくのです。
戦後は、その生産量・輸出量共にピークを迎えました。しかし近年の円高などによる輸出の伸び悩みは、洋飲食器も例外ではありません。
新たな商品の開発や市場の拡大など、生き残りを賭けた取り組みがなされています。
和食器に留まらず洋食器などの焼き物を多く生産している瀬戸ですが、特にそれまでの枠を超えたタイルや置物などのインテリアなどは世界的にも注目されています。
瀬戸で産出される良質な陶土と長い年月に蓄積された高度な技術が、食器だけでなく、幅広い分野でそれらの製造に適しているようですね。
また、最近ではファインセラミック技術の進歩も目覚しく海外からも注目されているところです。




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